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2019年3月24日日曜日

YouTubeに投稿した動画を振り返る。プレーリードッグを撫でました・その後



私がこれまでYouTubeに地道にアップしてきた動画の中で、なぜかこのプレーリードッグ動画の視聴回数だけ高く、コメント数も多かった。たぶん某アニメの影響だと思うけど、視聴者の多くはきっと、この子が今はもう天国にいることなど知らないし、知る気もないだろう。

この動画のプレーリードッグの名前は「檸檬」。女の子です。2010年6月に、愛知県の専門店でこの子と出会い、家族の一員として迎え入れました。

あの頃の檸檬はまだ赤ちゃんで、離乳していたけどまだまだ小さく、栄養価の高い食事が必要だったので一日に数回シリンジでゴートミルクを与えていました。


一昔前のデジカメで撮影したせいで画質が粗いです。あの頃の檸檬はとても小さくか細く、それでいてとても元気いっぱいで、すばしっこい。まるで恐竜の子供みたいでした。


お迎えから1か月ほど経って、少しだけ体格がしっかりしてきた頃。ますますやんちゃになって、アクリルケージから部屋に出したら、小さな体で部屋中を走り回って大暴れ。

先住のうさぎにも物怖じせず、私たち人間に対しても懐っこくて、嫌なことは嫌だとはっきり意思表示できる明朗快活な子でした。





ちっちゃい檸檬。豆恐竜の檸檬。ちっちゃい子供の時期はあっと言う間に過ぎて、立派な体格の成体になり、それでもずっと子供のように無邪気なまま年月を共に過ごしてきた、愛おしい存在。

だけど彼女の生涯は、わずか7年でした。

2017年の春、ある病気が発覚したその時にはもう成す術もなかった。それから5カ月間の闘病を経て、檸檬は天国へ旅立ったのでした。

何故今になって、この子のことを書いたのか。それは、季節が春になったから。春はプレーリードッグの赤ちゃんが産まれる季節。ちょうど今頃辺りから5月の間に、巣穴の中で産声をあげるのだろう。

私はもうプレーリードッグを飼うことはないだろうけど、これからは動物園で飼育展示されている彼らを眺めに行くだけでいい。それだけでじゅうぶん幸福感に満たされる。

アメリカでは害獣に指定されている存在だけど、日本では高額な値段でペットとして売られ、それでもすぐに売約済みになるという、国によって扱いが真逆の生き物。そんな不思議なプレーリードッグが大好きです。


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