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2018年11月22日木曜日

回るお寿司なら、くら寿司が好きです


ある日曜日のお昼時。
たまに夫婦で近所の回転寿司へ行きます。
回転寿司チェーン店「くら寿司」の
相模原中央店に、よく行きます。
とてもお手頃な価格で好きな握り寿司を
たくさん食べられる。

「お昼のランチ」で行くなら、回転寿司。
「豪華なディナー」で行くなら
カウンターで板前さんが握ってくれる、お鮨屋さん。



好きな寿司ネタのひとつ、「はまち」
弾力のある歯応えと、上品な脂と甘味。
しかしリーズナブルな回転寿司だから
ネタが薄いのであの歯応えを堪能するには物足りない。
だけどね、安いから仕方ない。

私がまだ子供だった頃には
回転寿司店なんてなかったし、
ましてや一皿2カンで100円だとか
そんな低価格でお魚のにぎり寿司が
食べられるようになっただなんて
良い世の中になったものだ。


あさりのドレッシング和え軍艦巻き。
これ美味しかった。


にぎり寿司の定番、まぐろ赤身。
こちらもネタが薄い(笑)
何度も言うけど昭和のあの頃は
100円でまぐろの握りなんか
食べられなかったんだからな。


そしてこちら、見た目はちょっと悪いけど
とても美味しかったんです。
ほたるいかの漬け??だったかな。
また次回、くら寿司へ行ったら
これを3皿ほど食べたい。


でもでもでも、
高級なお鮨屋さんには
もうかれこれ2年は行ってない・・・(笑)



2018年11月11日日曜日

猫柄手拭・歌川国芳「猫飼好五十三疋(みょうかいこうごじゅうさんびき)」


江戸時代の浮世絵師、歌川国芳はよく猫を描いていたそうです。
その中でも私がよく見かけたのは、かの「東海道五十三次」を、猫にまつわる駄洒落に描き換えたパロディの戯画である「猫飼好五十三疋(みょうかいこうごじゅうさんびき)」でした。

今年の夏、家族で渋谷のNHKスタジオパークへ遊びに行き、その売店で、有名な浮世絵を印刷した手ぬぐい(大きめのハンカチーフのような物)や風呂敷が陳列されていました。
そしてその中に、例の「猫飼好五十三疋」を見つけて、迷わず購入。

布一面にプリントされた、国芳が描いた日本情緒あふれる猫たちが53匹。猫はリラックスした時に目を細めますが、その表情をした猫の絵が多いので、江戸時代の猫たちも多くの人々に愛され、共存してきたのだなと思うと心が和みました。

 「沼津」が「なまず」??この猫さんは、なまずを見て何を想う・・・?
なまずさんの上の猫は「日本橋」がかつおぶし2本で「2本出汁(だし)」。


「三島」は「三毛猫が魔物(化け猫)になった」で「三毛ま」
「箱根」は「へこ寝(ネズミに食料を盗られているのに気付かず寝ている)」。

「吉田」は「起きた」。猫が眠りから覚めて、欠伸と伸びをしている様子。
などなど様々な猫たちの様々な仕草が所狭しと描かれておりまして。







これらの猫の絵を見て気付いたのは、尻尾の短い子が多いこと。50cm四方の布に東海道の53の宿駅に京都と日本橋を足した55匹ぶんの「地口(語呂合わせ)」、すべての紹介したい気分ですが、この作品は本来、三枚の版画なのでそっちの方を先にご覧になっていただきたいのです。





浮世絵は版画なので、同じ物が複数枚、市場に出回っております。実際に購入もできます。この「猫飼好五十三疋」ですが、ネット通販で購入可能です。

歌川国芳「其まま地口猫飼好五十三疋」(日本語・英語解説あり)
https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/items/kuniyoshi024/
↑こちらのリンクからご覧くださいませ♡

日本は古くから、動物を擬人化した絵が描かれておりました。京都・高山寺の「鳥獣戯画」なんて、とても古い絵ですがうさぎや蛙がとてもコミカルに楽しく描かれていて現代でも多くの人に愛され「漫画の原点」とも呼ばれているとか。

われわれ日本人が、日本人として誇れる文化のひとつ。