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2019年3月9日土曜日

愛猫と、マニュアルフォーカスの楽しさを知った瞬間


今日のお話は、私が最近になって始めた趣味の話。去年の初夏に、ミラーレス一眼カメラを購入しました。ずっと前からカメラで愛猫の写真を撮りたかった。

だからカメラを買ったその日からすぐに「オートモード」で写真をたくさん撮りました。最初は「絞り」とか「シャッタースピード」とか、あまりよく分からなかった。
でも専門書や、カメラが趣味の人のブログなどを読みながら写真を撮り続け、少しずつ違いが分かり始めて、撮影時の状況や撮りたいイメージによって、絞り値を上げたり開放したりするのを覚えると、更にカメラ撮影が楽しくなった。

私が主に撮りたかったのは、やっぱり我が愛するペットたち。彼らを撮るのに、絶対やりたくないのが「フラッシュを使う」こと。彼らの目に悪影響なのはもちろん、可愛く撮れないから。

だから照明を落とした夜の室内でも、フラッシュを焚くのはイヤだ。だからといって、部屋の照明を点けて、せっかく気持ちよさそうに眠っている猫を起こしたくない。

そして暗い部屋のまま、ISO感度を上げシャッタースピードを下げ、シャッターを切ろうとするけど、オートフォーカスのままだと赤いランプが点灯してシャッターが切れない。

どうしても今のこの瞬間を撮りたかったので、専門書やカメラ関連サイトを開いて調べようという気にはなれなかった。だからよく分からないまま、撮影設定をあれこれ変えて試しているうちに、私にとって生まれて初めての「マニュアルフォーカス」に辿り着きました。

カメラの認識機能ではなく、私の目と手で被写体のピントを合わせる。左手でレンズにあるピントリングを回していくと、液晶画面の画像が徐々に鮮明になっていきます。そこで丁度良い画になったらシャッターを切る。

今までは、デジカメやスマホで写真を撮っていて、ピント合わせは全て機械任せでした。ので、手動のピント合わせは慣れない作業でしたが、とても新鮮で楽しかった。


そんなエピソードを持つ、私にとって初めての「マニュアルフォーカス写真」が、この画像です。我が愛猫のお琴さん。撮る直前までぐっすり眠っていたのに、私が撮影に手間取っていた所為で、目を覚ましてしまいました。といってもまだ微睡みの中にいる様子。

出来栄えはあまり良いとは言えません。でもこのゆるい感じが気に入っています。


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