他の事を書こうとしていたんだけど。
その時、部屋の隅から懐かしい音が聴こえたんです。
それは、今は天国にいる、我が愛プレーリードッグの「檸檬」が
遊びたい時にアクリルケージの壁をひっかく音。
今はそのアクリルケージもありません。
だからそんな音がするはずはない。
私の空耳。
だけど、なんだか嬉しかった。
私の中で、まだ檸檬の存在が大きいこと。
空耳ではあったけど、あの懐かしい音を
聴くことができたこと。
とにかく、嬉しい。
それだけなんだけどさ。
元気だった頃の檸檬は、古布をトンネルに突っ込んだり、引っ張り出したりして遊ぶのが大好きだったよなぁ。だから、着なくなった服は捨てずに、檸檬の遊び場に丸めて置いていた。だから私の部屋はいつも、片隅に丸められた布類があった。まるで私がひどく無精で部屋を片付けられない人みたい。おしゃれな部屋とは無縁の生活。でもそれでよかった。
檸檬亡き後も、結局は犬猫の用品が部屋に散らばっている。やっぱり私はペット優先の生活。でもそれがいちばん心地よい。
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