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2018年1月28日日曜日

上野動物園のハダカデバネズミさんたち


上野動物園には、ハダカデバネズミがいます。
見た目はあまり可愛いとは言えませんが
不思議な生態と、他の動物にない個性があり
心惹かれてしまいます。

野生では、アフリカ大陸の
エチオピア、ケニア等に分布し
地中に穴を掘って、とても入り組んだ
複雑な巣を作り、それは非常に長く、
およそ3キロメートルに達するものが
発見されたとの報告があります。

アリやミツバチのように、一匹の女王を中心に
全部で70~80匹ほどの大規模な家族を形成します。
それは哺乳類ではとても稀なのだそうです(Wikipediaより)。

日常生活の殆どを地中で過ごす為か、
体毛はほとんどなく、眼も退化して非常に小さいです。
そしてその名前の由来である口から大きく飛び出した前歯。
体長は10センチ程度と小さいのに、凄くインパクトある容姿です。



上野動物園では、ハダカデバネズミの展示を
実際の巣穴に見立てた状態にしてあります。
展示場の様子をもっと分かりやすい角度で
撮影したかったんですけど、その日はとても混雑していたので
展示場の全体像を撮影することができませんでした。

https://ueno-zoo.mamakoe.jp/animal/heterocephalus-glaber/

↑こちらは上野動物園の公式動画サイトです。
こちらのリンク先で、もっと分かりやすい
ハダカデバネズミの様子が観覧できます。



いつでもこの画像のように、狭い室内で何匹も
重なり合って寝ています。先程掲載した公式サイトの写真でも
相変わらず、大家族でびっしり重なって寝ています。
下の方にいる子は重たくないのかなぁ。



観察している途中で、飼育員さんが食事を与えました。
餌の内容は、さつまいもやニンジンなどの根菜でした。
まだお腹すいていなかったのかな。あまり食い付いていなかった。



なぜか一匹だけ、離れたところで仰向けになって
無防備な姿で熟睡している子がいました。
気持ちよさそうに寝ているなぁ。



だんだん可愛らしく見えてきました。

このハダカデバネズミという動物は、小動物なのにとても長生きで
聞いたところによると、なんと30年生きるんだそうです。
そしてなんと、癌にならないんですって。
現在の人間の死亡原因は病死が多いとされています。
癌での死亡率が高い日本人の私にとって、とても羨ましいことです。

でもずっと土の中で暮らすのは・・・・ちょっと嫌だな(笑)



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