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2019年12月14日土曜日

にゃんこめしおにぎり。人間用です。


自宅のすぐ近くにローソンがある。時々、コンビニのおにぎりが食べたくなるのである。

おにぎりの陳列棚で、一際目立っていたこの「にゃんこめし」という名前のおにぎりを買った。当然ながら、猫用の食材ではなく人間用である。なのに何故、にゃんこめしという名称なのかというと、今よりずっと昔の日本では、猫の餌は人間の残飯で、米の飯にかつおぶしを振りかけたものを与えていたらしい。現代では考えられない話だ。ペットに対する知識や飼育管理の常識が大きく変わった昨今では、もう猫にかつおぶし飯を与える飼い主はいないだろうけれど、「鰹節ご飯」は人間が食べてもとても美味しいので、人間用の鰹節ご飯のことを敢えて「にゃんこめし」や「ねこまんま」と呼んで、今や猫の餌ではなく人間が好んで食べる経済的で美味しい日本食と化しているのだ。

さて、このおにぎりは鰹節と醤油でしっかりと味付けされたご飯の中に、程よい大きさの鮭の切り身が入っている。醤油の味が濃いので、しょっぱい味付けが好きな人におすすめしたい。

今の時期、コンビニのおでんが美味しいので、おでんも一緒に買って食べる。コンビニのおでんとおにぎりのセットは、冬のらくちんメニューなのである。

コンビニのおにぎりは日々進化して、様々な具材と様々な味わいでとても種類豊富。


日本のコンビニで販売されている「おにぎり」は、美味しい。一個ずつ丁寧に包装された「おにぎり」は、コンビニという形態の小売店が世間に定着するその前から存在していた。当時からご飯と海苔の間にポリ袋のようなフィルムを挟んで、海苔がご飯の湿気で劣化しないよう配慮されてあった。おかげで海苔がパリパリと新鮮な状態で食べられたが、そのぶん開封するのが面倒だった。しかしその面倒くさいのを払拭するおにぎりが登場したんだっけ。たしか「おにぎりQ(キュー)」という商品名だったと思う。あれが最初に、包装フィルムの一部をつまんで引っ張るだけで、ご飯と海苔の間に挟まるフィルムを取り出せるのだった。あれは本当に画期的だと思った。

ところで今気付いたんだけど、「おにぎりQ」って関西圏だけの商品ですって。

じゃあ関東圏で最初に画期的なフィルム外し法を生み出したおにぎりは何だったのか。気になって仕方ないじゃないか。でも調べるのはこの記事を書き終えた後にする。

私がまだ子供だった頃、24時間営業のコンビニエンスストアは殆ど無く、街の小さな飲食料品店が主にスナック菓子やジュース、菓子パンやお弁当、肉まん等のホットスナックを売っていた。それらの店は殆どが煙草の販売窓口が併設されていたので、一般的に「タバコ屋」か、製パン会社名の看板が掲げられているところから「パン屋」と呼ばれていた。

所謂「タバコ屋」や「菓子屋」は令和の時代にはもう殆ど見かけない。「パン屋」も、製パン会社のパンや仕出し弁当を売るのではなく、自家製の焼きたてパンを製造販売する「ベーカリーショップ」になった。

小さな個人商店は徐々に消え、その跡地に大手スーパーやコンビニのチェーン店が軒を連ねている。そしていつの間にか当たり前のようになっていた、年中無休と24時間営業も、今は従業員の過労が問題となり、見直しの時期だ。いいじゃないか。どこの店も開いていない日や、時間帯があったってさ。昭和のあの頃、正月なんて何処も休みだったぞ。店が開いていない日に備えて、食材や日用品を買い溜めするのも楽しかった。

さすがに緊急医療機関や消防、警察まで休めとは言えないが…ああ、それを考えたらもっと感謝しなくちゃいかんわよね。人の命に関わるお仕事に就いている人たちにね。うん。

って、いつの間にかデカい話してたやん(笑)

私、コンビニでにゃんこめしっていうおにぎりを買ったよって話したかっただけなのに(笑)


因みに、うちの猫たちにはちゃんとした猫用のカリカリ。正しい食事と飼育環境で、猫の平均寿命は大幅に延びました。これから先、ペット用品も研究開発が進めばますます寿命が延びることでしょう。犬が25年、猫に至っては30年とか予想されております。

ペットも飼い主も元気で長生きしたいもんだ。



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